月の歌

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月虎


 
 この肉体 

 
 水分をたっぷり含んだ
 体



 
 鏡に手をあてて 問いかける



 “お前は 何者なのだ?”と




 くるくる回る世界

 火花散る 万華鏡



 胸に手をあてる

 この熱い魂 泉のように溢れだす感情



 美しいものを愛する心





 身をくねらせ 炎を吹く鬼


 珠の涙を降らせる 人魚姫




 闇を流れる

 甘美な琴の音





 血に濡れ 深紅に染まる鬛




 踊れ 踊れ

 嘘で満ちたこの世界を



 甘い 上辺を撫でる軽い言葉たち



 操り人形のフリなら いくらでもしてやる


 空っぽの笑顔はりつけて

 


 でも


 魂に嘘つくことなんて

 出来ねえんだよ





 目をそらすな 耳を塞ぐな


 
 己から


 


 俺の邪魔をする

 透明の硝子



 ぶち破る




 怪我したって いい




 己をかけた闘いに

 怪我は
 つきもんだ












 痛みを戦友とするのさ






 叩きつける冷たい風の中






 ざわめく木々

 すべるように 闇を縫い

 
 

 虎視眈眈と


 獲物を狙う




 月灯りの下





 月虎よ




 




 
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